【速読】アイトラッキングで視点を可視化
こんにちは。
速読に関するニュースやコラム、データなど、あらゆる情報を発信する『速読情報館』。
速読情報館のオープンについては以前のエントリでも紹介しましたが、その中で先日更新された記事がとても興味深いものでしたのでご紹介します。
アイトラッキングで速読の達人の目の動きを可視化してみた!
アイトラッキングとは、平たく言ってしまえば「その人がどこを見ているかがわかる」技術です。
動画の中で、画面上に表示される赤い〇が、この被験者の視点。
速読のできる人の視点がどう動くかが、はっきり見ることができます。
この実験で特に私が面白いと思ったのは、速読の計測画面ではなく、後半に紹介されている「おぼえて」と「ひろがり」というトレーニングです。
画面上に表示されている絵を時間内で記憶し、次に質問に答えるというもの。
達人の視点はほぼ固定されているのに、全問正解しています。
一度この動画に合わせてチャレンジしてみてください。
最初はどうしても目が動いてしまうのではないでしょうか。
簡単に思えますが、視野がきちんと広がっていないと視点が動き、一度にとらえられる情報量が明らかに少なくなります。
情報の取り込みに時間がかかってしまうということは、それを記憶するのに使える時間が減ってしまうことになり、次の問題が出るときに「あれ?何だったっけ?」ということになってしまうのです。
簡単なようでなかなか難しいトレーニングのため、私の指導経験上、上の学年で受講開始した生徒ほど苦戦している姿をよく見ます。文字に頼ったインプットに慣れてしまっているからでしょうね。
速読トレーニングでは、繰り返しトレーニングを行い、少しずつ今までの読み方からの脱却と、新しい読み方の習得を目指します。
少しでも興味がおありの方はぜひ一度体験レッスンにお越しください。