こんにちは。

新学期が始まって早２週間、目の前にはゴールデンウィーク、そしてそれが明ければ早くも中間テストが目の前…
少しずつ慣れてきた今から、テストも見据えて早めに準備を始めたいですね。

さて、この４月から速読講座では受講回数の上限がなくなったことで、早速毎週２回以上通う生徒が数名います。
また、それに合わせて先生方もトレーニングの組み立てに工夫をと頑張っています。

普段の「見る」が主体のトレーニングだけではなく瞬間的な把握力や理解力を鍛えるトレーニング、さらに４月から追加された教科コンテンツなども加え、総合的な読解力のアップを目指していきます。

ところで、日本人の平均読書速度は400～600字程度ですが、皆さんは普段どれくらいの速さで文章を読んでいるかご存知ですか？
速読講座の受講生の中には1000字はもちろん、3000字を超える生徒もたくさんいます。もちろん、理解度は保ったままです。

学年が上がるにつれ、テストや入試の問題文の文字数はどんどん増えていきます。
例えば平成30年度センター試験の国語では問題文の総文字数は約23700文字。試験時間は80分です。

速読を受講して分速1200文字で読めるＡくんはこの問題文を「読む」のに約20分かかります。
問題を解くのに充てる時間が60分とれることになります。

一方、日本人の平均速度500文字／分で読むＢくんは読むだけで47分かかってしまいます。
問題を解くのに33分しかとることができません。Ａくんの半分以下です。
当然ですがこれでは見直す時間などをとることは難しいでしょう。

このように、文字を「読む」力がどれだけ学習に直結するのか考えていただくとわかりやすいのではないでしょうか。